東証一部上場への薬剤師転職を考えている場合、履歴書対策に悩む人も少なくありません。東証一部上場企業は知名度が高いこともあり、履歴書も何か特別なことを記入しないといけないのではと考えてしまう人もいます。しかし履歴書についてはどの企業に応募するとしても基本的に内容は同じですので、履歴書を書く際のポイントさえ掴んでおけば、無理なく履歴書を作成することができます。履歴書を作成する場合、気をつけたいのが誤字と脱字です。字があまり上手でないと感じている場合でも、丁寧に記入すれば問題ありませんが、たとえ字が綺麗であっても誤字があるとどうしても評価は下がってしまいます。履歴書を書く際にはその点をまず抑えつつ作成することが大切です。
履歴書には自己紹介欄、学歴と職歴欄、志望動機欄、趣味と特技、資格と免許などの項目が用意されています。どの項目も空白にすることなく、できるだけ簡潔かつ明確に記入するようにしてください。名前や住所を記入する欄は、正式な住所を記入するようにします。旧字体と新字体で漢字が異なることがありますので、地名などは間違えないようにしましょう。字体は楷書で記入するようにし、一字一字を丁寧に書いていくようにします。学歴や職歴欄を記入する際には卒業年度や入社年月日を間違えないようにしてください。元号で記入するのが基本ですが、もし平成何年かが曖昧な場合には、西暦から元号を確認するインターネットサービスを活用するようにしてください。また時系列順に記入します。資格や免許も時系列順に記入していくようにしてください。
志望動機は明確かつ簡潔に記入します。面接時にも志望動機が尋ねられますが、履歴書でもあらかじめなぜその会社を選んだのかを言葉を選んで記入するようにします。長々と書いてしまうと良い評価には繋がらないため注意が必要です。履歴書を作成し終わったなら、全体を確認して間違いがないかを再度確かめるようにしてください。間違いが見つかった場合には、修正液などで消すのはやめましょう。改めて新しい用紙に記入します。
東証一部上場への薬剤師転職は高いハードルですが、転職エージェントのサポートを受けることで、成功している薬剤師たちがいます。転職エージェントは一部上場の製薬メーカーやドラッグストアなど多くの企業の採用担当者と繋がりがあり、どのような履歴書が採用に有利なのかについての情報も持ち合わせています。自分で準備するのは簡単ではありませんから、無料で利用ができる転職エージェントは大きな力になることでしょう。