北海道で1969年に創立されて以降、さまざまな調剤薬局やドラッグストアとの経営統合を繰り返しながら規模を拡大し、すでに全国で400店舗以上の調剤薬局やドラッグストアを展開しているのが、東証一部上場企業であるアインファーマシーズで、セブン&アイHDとの資本提携を行ったことで、セブンイレブンと共同で店舗運営を行うことでも話題になっています。調剤薬局部門は「アイン薬局」で、北は北海道から南は九州・沖縄まで、大手の病院や総合病院などの門前に店舗を構えている門前薬局でもあります。大病院の門前薬局には、さまざまな種類の処方箋に対応できる知識やスキルが求められますが、アインファーマシーズはキャリア豊富な薬剤師に恵まれていますので、門前薬局としてしっかりとした経営ができるようになっています。
アインファーマシーズの経営方法は、店舗のスタッフの自発的なアイディアや自主性を尊重して、店舗単位での独立的経営をバックアップすることにあります。これは、お客様とのもっとも密なコミュニケーションを行っている現場スタッフから出てくる発想が、店舗運営をより良くするものであるという信念にもとづいたものです。店舗によっては、お客様に配布するための手作り新聞を発行し、新薬についての話題や薬の服用に関してのアドバイスなど、患者さんにとってためになる情報を発信しているところもあります。また、待ち時間などに少しでも患者さんがリラックスできるように、アロマテラピーを取り入れる店舗も見られます。
他にも、各店舗と本部・本社とのコミュニケーションをすばやく効率的に行うための独自のインターネットシステムを導入したり、調剤過誤を未然に防ぐための独自システムを店舗に取り入れたり、インフラの改善も広く進められています。あわせて、社員が働きやすい福利厚生を整備するための取り組みも積極的に行われています。その例が、育児をしている薬剤師のための変則勤務制度で、小学生未満の子どものいる人であれば、1日あたりの勤務時間を2時間まで短くすることが認められています。
このように、家族を持ちながら働く薬剤師にもやさしい環境づくりの行われているアインファーマシーへの転職には、マイナビやリクナビの運営している薬剤師専門の転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。無料ですべてのサービスを活用することができますし、転職先のあっせんだけでなく、面接に関する調整作業や待遇・条件についての交渉も代理で行ってくれるなど、サービスがとにかく充実しています。