テレビCMなどでは「シオノギ製薬」としても知られる塩野義製薬は、人材が企業の宝であるということをモットーに、社員一人ひとりに向き合ってそれぞれの力を伸ばすことを実践しながら、企業として成長していくことを目指しています。そのため、社員教育にも力を入れており、新薬の開発や研究にあたって必要な知識を共有するための研修会や勉強会、研究者としてのスキルアップを行うための講習会などを積極的に開催しています。東証一部上場という安定した企業体質と合わせて、薬剤師としてのキャリアアップのための機会も数多く用意されているため、塩野義製薬への転職を希望する薬剤師は少なくありません。
塩野義製薬の中途採用の求人情報は、自社で開発製造した医薬品の安全性を管理する担当者、国内や海外の製造所でのGMP管理を行う担当者、薬事担当者など、薬剤師としてのキャリアや経験を生かして管理の分野で即戦力となれる人材を中心としたラインアップとなっています。特に企業としてもっとも重要である自社製品の安全性を確認する業務については、同様の職種における経験が3年以上あることが求められています。また、薬事担当者については、薬剤師としての資格があることはもちろんですが、薬事法などの法律に関する知識が豊富であれば転職活動の際には有利に働きます。
塩野義製薬の給与面については、年齢別の給与モデルとして、20代後半で511万円、30代前半で611万円、30代後半では710万円、40代前半で801万円、40代後半で825万円、そして50代以上で809万円となっています。平均年齢は40.5歳、平均年収は800万円とされています。社員の平均勤続年数も17年程度と長く、やはり東証一部上場企業ならではの安定した給与待遇は働く社員にとっても大きなメリットであることが分かります。もちろん、通勤交通費全額支給や各種保険、住宅手当、家族手当など福利厚生サービスも充実しています。
塩野義製薬などの東証一部上場企業への転職活動を行うためには、インターネットの薬剤師向け求人情報サイトを利用しましょう。求人情報が豊富にそろっていることはもちろんですが、各製薬会社との強力なパイプがあることも、これらのサイトを利用する大きな理由です。転職活動を親身にサポートしてくれるコンサルタントのサービスを受けることもできますし、それぞれの企業に合った面接時のアピール方法など、より具体的なアドバイスを受けることができますので、効率的な転職活動を行うことができます。